この度、カプースチン作品の幅広い普及を目指して、日本カプースチン協会を設立しました。 演奏会やイベントの企画、楽譜・CDの販売促進、最新情報の提供、 また協会会員や演奏家の相互の交流をはかり、日本のピアノ演奏、音楽文化の発展に寄与することを目的としています。

2013年2月21日木曜日

3月12日!煌きのプレミアムナイト!



来月3月12日(火)紀尾井ホールに
~スペシャルメンバー2013 ピアノと打楽器による~
煌きのプレミアムナイト 怒涛の初演祭り

が開催されます!!
今回は世界初演の曲を含んだ協奏曲2曲が演奏されます。
そのうちの1曲は、ピアノと打楽器が中心となっている曲で、とても珍しい協奏曲となっています。(『2台のピアノと打楽器による協奏曲Op.104』)

ピアニストは、先日の協会設立パーティーでも演奏くださった
川上昌裕さん
石井理恵さん
森浩司さん
という豪華なメンバーでお届けいたします!

カプースチンご本人からの裏話が川上さんのHPに掲載されていますので是非チェックしてみてください!
川上昌裕さんのブログ
また、今回の企画を立ち上げた打楽器奏者の岩見玲奈さんへのミニインタビュー内容もスタッフブログに掲載中です!

2013年2月5日火曜日

協会設立記念パーティー終了!その2

ミニコンサートの後の懇親会では、カプースチンの話に花が咲くあまり
演奏者だけでなく参加者の方々もレパートリーを披露する場面が何度かありました。
この場に居合わせた人皆が、いかにカプースチン好きかという事を感じることができました!

「楽しくて、お洒落で、それでいて気兼ねのない感じ」

ファンの方々が口々に言っていたカプースチンの音楽感です。
筆者も、きっとカプースチンを聴いたことのある人なら誰もがこれに似た感想を抱くのではないでしょうか。
演奏者にしてみれば、これだけ難易度の高い曲を
「楽しくて、お洒落で、それでいて気兼ねのない感じ」
に聴かせるのは至難の技ですが・・。
しかし演奏することで、この「至難の技」を超えた喜びを感じられることも事実です。
今回は、既にこの快感にやみつきになっているであろう参加者様も何人か見受けられました(笑)
もちろん、当会員の皆様全員がカプースチンを弾かなくてはいけない
なんてことは全くありませんので悪しからず!
カプースチンが好き!という方はどなたでも大歓迎です!

このように和やかなムードで、楽しいひと時を過ごすことができ、協会一同嬉しく思っています!
今後も、皆様がよりカプースチンを堪能できる企画をどんどんご用意している次第です!
カプースチンをまずはここ、日本カプースチン協会から盛り上げていきましょう!!

このパーティーの様子はピティナのfacebook内でも紹介頂いております! ピティナ・トピックス

協会設立記念パーティー終了!その1


2月3日(日)巣鴨にある東音ホールにて日本カプースチン協会設立記念パーティーが開催されました。
パーティーにはカプースチンのファンやマニアが集まり、ささやかな会ながら大いな盛り上がりを見せました。

カプースチンを日本に広めた第一人者の川上昌裕氏と、
協会立ち上げのきっかけを下さった
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)専務理事の福田成康氏 のご挨拶のあとの
ミニコンサートでは、カプースチンの名曲を5人のピアニストが披露しました。

石井理恵さんは、ソナタ第1番、"Sonata Fantasia"の終楽章を、迫力のある音で重厚に弾いて下さいました。
カプースチンの情熱を感じさせてくれる一曲でした。

金子泉さんは8つの演奏会用エチュードより7番を。
リハーサル時から緊張されていたようですがいざ弾きだすと聴衆を惹きつける演奏を披露くださいました。
1粒1粒がクリアで、曲のリズムに体が気持ちよくのっていて、演奏する楽しさが金子さんから感じられました。

森浩司さんは、同じく8つの演奏会用エチュードより5番を披露され、
これは森さんが作曲したのではないか!?
と思わせるくらいのノリの良さで、会場を沸かせて下さいました。
カプースチンの「楽しい!」という一面が凝縮されたこの第5番。素晴らしかったです。

そして米津真浩さん・森本茉耶さんお二人は、シンフォニエッタの連弾を披露して下さいました。
お二人共息の合った演奏で、楽しくてちょっとかわい気のある、
それでいてロマンティックな雰囲気を存分に味わせてくださいました。

大きな拍手で終演したあとは、交流会!(その2へ)