この度、カプースチン作品の幅広い普及を目指して、日本カプースチン協会を設立しました。 演奏会やイベントの企画、楽譜・CDの販売促進、最新情報の提供、 また協会会員や演奏家の相互の交流をはかり、日本のピアノ演奏、音楽文化の発展に寄与することを目的としています。

2013年2月5日火曜日

協会設立記念パーティー終了!その1


2月3日(日)巣鴨にある東音ホールにて日本カプースチン協会設立記念パーティーが開催されました。
パーティーにはカプースチンのファンやマニアが集まり、ささやかな会ながら大いな盛り上がりを見せました。

カプースチンを日本に広めた第一人者の川上昌裕氏と、
協会立ち上げのきっかけを下さった
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)専務理事の福田成康氏 のご挨拶のあとの
ミニコンサートでは、カプースチンの名曲を5人のピアニストが披露しました。

石井理恵さんは、ソナタ第1番、"Sonata Fantasia"の終楽章を、迫力のある音で重厚に弾いて下さいました。
カプースチンの情熱を感じさせてくれる一曲でした。

金子泉さんは8つの演奏会用エチュードより7番を。
リハーサル時から緊張されていたようですがいざ弾きだすと聴衆を惹きつける演奏を披露くださいました。
1粒1粒がクリアで、曲のリズムに体が気持ちよくのっていて、演奏する楽しさが金子さんから感じられました。

森浩司さんは、同じく8つの演奏会用エチュードより5番を披露され、
これは森さんが作曲したのではないか!?
と思わせるくらいのノリの良さで、会場を沸かせて下さいました。
カプースチンの「楽しい!」という一面が凝縮されたこの第5番。素晴らしかったです。

そして米津真浩さん・森本茉耶さんお二人は、シンフォニエッタの連弾を披露して下さいました。
お二人共息の合った演奏で、楽しくてちょっとかわい気のある、
それでいてロマンティックな雰囲気を存分に味わせてくださいました。

大きな拍手で終演したあとは、交流会!(その2へ)